<Header>
<Author: 張說>
<Title: 㴩湖山寺>
<Format: 格式不明>
<Year: 1965>
<BookName: 唐詩選　下>
<Translator: 斎藤晌>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 㴩湖山寺（ようこさんじ）>
<BookPage: 50>
<UsedPage: 1>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
空山寂歷道心生，
虛谷迢遙野鳥聲。
禪室從來塵外賞，
香臺豈是世中情。
雲間東嶺千尋出，
樹裏南湖一片明。
若使巢由知此意，
不將蘿薜易簪纓。
<End Poem>
<Translation>
人げのない山の、ひっそりしたもの静けさ!おのずと、みほとけの道を慕う心がおこってくる。しんかんとした谷間がはるばるとつづいて、そこから聞こえてくるのは、野鳥の聲。 もともと、この清淨な住居は、塵の世をはなれたおもむきのめでたさがある。この寺院が、なんで俗情にわずらわされることがあろう。
東の方には雲のあいだから、いわゆる東山の峯々がいくえにも重なりあって聳え。南の方には林の茂みの合間から、ちらりと湖水が光って見えている。 このときのわたしの氣持ちをなんと説明したらよかろうか。官服をつけたこのままで、さながら超凡脫俗の心境に達したといおうか。むかしの、あの巢父や許由という隱者たちも、もしこのような気持ちを理解していたら、なにもわざわざ世間から逃げ出して、すきこのんで隱者の生活に入りはしなかったろうに! 

<End Translation>
<Formatted Translation>
人げのない山の、ひっそりしたもの静けさ!おのずと、みほとけの道を慕う心がおこってくる。
しんかんとした谷間がはるばるとつづいて、そこから聞こえてくるのは、野鳥の聲。 
もともと、この清淨な住居は、塵の世をはなれたおもむきのめでたさがある。
この寺院が、なんで俗情にわずらわされることがあろう。
東の方には雲のあいだから、いわゆる東山の峯々がいくえにも重なりあって聳え。
南の方には林の茂みの合間から、ちらりと湖水が光って見えている。 
このときのわたしの氣持ちをなんと説明したらよかろうか。官服をつけたこのままで、さながら超凡脫俗の心境に達したといおうか。
むかしの、あの巢父や許由という隱者たちも、もしこのような気持ちを理解していたら、なにもわざわざ世間から逃げ出して、すきこのんで隱者の生活に入りはしなかったろうに! 

<End Formatted Translation>